ITXケースに目がないオノフです。ちっさいのに高機能なところにロマンを感じます。ITXケースといえば、DanCaseのA4-SFXを皮切りに、noubolo steck、Ghost S1、inwin A1、Masterbox NR200のような模倣ケースが続いておりました。ITXケースのスタンダードとなりつつあった印象です。ENTHOO EVOLV SHIFT のような煙突型ケースもありましたが、主流はA4-SFXのようなケースだった気がします。昨今は一風変わったケースが増えてきて結構面白くなってきたので注目しています。
geeek「A70 PRO MINI-ITX CASE」
geeekのケース、前々から一度は買ってみたいなと思って定期的にチェックしてました。魅力はケースも自分で組み立てるというところ。フレームなどのパーツがバラバラで入っているところから自分で組み立てます。そういう手間暇かけたものほど愛着湧きますし、なにより面白そうだなという思いと前々から思ってました。
一風変わったラインナップ
前から、一般的なラインナップのほかに一風変わったケースを販売しているイメージがあります。たとえば、Aの31やa40など。色は白か黒とシンプルなのにどこかポップさを感じます。
そしてA70pro
A70もあるんですが、注目しているのはa70proの方になります。明確な違いは簡易水冷ラジエーターを設置可能か否か。設置できるのはa70の方になります。
300mm越えgpu設置可能
こちら特徴的なのは、グラボを水平に設置することで305mmまでのgpuを、設置可能です。3連ファンgpu設置可能な上、机の設置面も少なくitxケースとしてはいいところばかりです。懸念点としては、映像ケーブル。オプションでコンバーターを購入するか、l字型のケーブルを用意する必要があります。
240mmラジエーター設置可能
前述通り、240mmラジエーターを設置可能です。よって、なんと簡易水冷クーラーを設置可能です。空冷の場合は、高さ69mmまでのクーラーとなるので簡易水冷推奨です。逆に空冷で良い場合はa70の方がいいかもしれませんね。
まとめ
高さ方向を出すことで、机上の空間を有効活用できるケース。それでいて、12.9lと容量十分で、3連ファンgpuと簡易水冷クーラーを設置可能という高性能itxケース。このコンセプトのケースは、meshliciosやdhl21など増えており、こちらも魅力的で一歩劣るところはありますが、価格と手間、愛着という点ではa70proもとても面白いケースかもしれません。