ITXケースに目がないオノフです。ちっさいのに高機能なところにロマンを感じます。
ITXケースといえば、DanCaseのA4-SFXを皮切りに、noubolo steck、Ghost S1、inwin A1、Masterbox NR200のような模倣ケースが続いておりました。ITXケースのスタンダードとなりつつあった印象です。
ENTHOO EVOLV SHIFT のような煙突型ケースもありましたが、主流はA4-SFXのように一般的なケースをそのまま小さくし、ライザーケーブルでマザーボードと並行にグラボを設置するようなケースだったような気がします。(主流itxケース)
昨今は一風変わったケースが増えてきて結構面白くなってきたので注目しています。
darkFlash DLH21
17.2Lという大容量で、接地面は238mm×175mmという省スペースなITXケースです。特徴は、主流itxケースを90度回転させたような形です。煙突型のケースに近い形です。このような形の大きなメリットは、机の設置面が少ないため、スッキリした印象を与えるという点です。高さ方向に長い辺があるため、机のスペースを取らず大容量を実現しています。また、今までの煙突型とは一味違った高機能のポイントも満載です。
320mmまでのVGA
グラボは320mmまでと、3連ファンのものが設置可能です。地面とは水平に設置する感じになります。一つ懸念点は、モニターケーブル。上部から指すんですが、すぐに天板があるため、90度のコネクターなどが必要になるかもしれません。
HDD設置可能
ITXで3.5インチHDDを設置できるケースはほとんどなかったですが、なんとこのケース、3.5インチHDDを設置可能です。2.5インチも2台設置可能。
240mmラジエーター設置可能
240mmのラジエーターが設置可能なので、2ファン簡易水冷クーラーなどが設置可能です。サイドパネルがメッシュなので、ディスプレイ付きのものは有効的には使えませんが、ライティングは確認できそうです。なお、空冷の場合は134mmなので、簡易水冷推奨ケースかもしれません。
上部にはtype-cポートと、ライティングスイッチ。カラバリも豊富
電源ボタン部にはtype-cのポートと、ライティングスイッチ。ライティングスイッチにより、ケース底面のライティングがお好みの色に変更できます。また、驚きなのがカラーバリエーション。黒、白だけでなくネオミントとピンクもあり、カラバリが非常に豊富なので、インテリアにも合わせやすいのがプラスです。
静音性は期待できない
ケースがオールメッシュで作られているので、静音性はあまり期待できないと思われます。ITXケースは熱が篭りやすいので、冷却性能を考えるとメッシュが最適なように思います。
詳細
Case Size | 238.8*175*412 |
packing Size | 308*246*491 |
Material | 0.8mm SPCC |
Color | Black/White/Pink/Neo Mint |
Motherboard | Mini-ITX |
HDD/SSD | 1/2 |
Expansion Slots | 2 Slots |
Max.VGA Length | 320*147*61mm(Max.) |
Max.CPU Height | 134mm(Max.) |
Power Supply | SFX/SFX-L(125mm) |
Radiator System | Side 120/240mm |
Fan Support | Top 92mm*1 / Side 120mm*2 |
I/O | Type-C/USB3.0/HD Audio/Power/LED Switch |
Panel | SPCC |
まとめ
実は、geeekのA70 Pro、ssupdのMeshliciosなど、同じようなコンセプトのケースが増えてます。部屋のインテリアの時もそうなんですが、ものは意外と下の方に集中しがちで上の方は意外と空間があったりします。そういう観点で、机との設置面が小さいケースは有効的です。このケースの特徴は、上記の3つの中でもカラバリとライティングにあります。ネオミントや白、ピンクなどインテリアとしても映えるカラーが豊富な点が嬉しいですよね。他のケースも高機能で魅力的なので要チェックです。