WFー1000XM4を購入し、窓の空いた地下鉄に挑む

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コロナの襲来により、生活環境は結構変わっていきました。我が家も基本在宅ワークになり、ネットスーパーやUBERを使っていたので、ほんと電車に乗らない生活を過ごしてました。

状況も落ち着いてきて、出社もちょいちょいするようになってから知ったことだったんですが、感染対策のため地下鉄の窓も開けてあるんですよね。そしてこれが、とんでもなくうるさく、普通のイヤホンだとほぼ何も聞こえないレベルという状況。

音楽好きの私としては、移動中に音楽が聴けないのはとても耐えきれん、ということでノイキャン製品を買うことを決意するのでした。

Anker Soundcore Life Q30

ひとまずUnder10000円で割と評価のいい、AnkerSoundcore Life Q30で挑みました。

  • 10000円しない
  • ノイキャン(外出モード/交通機関モード/室内モード/外部音取り込み)イコライザいじれる
  • イヤーパッドとかふかふか
  • 2台同時接続
  • 有線でハイレゾに対応

という化け物のような製品で、「価格破壊!」とまで言われてます。
お試しにはちょうどいいので、こちら購入しいざ地下鉄へ!

音楽は聞こえるものの・・

音楽は確かに聞こ得るようになりました。が、深く楽しめるかというと微妙なところです。地下鉄のカーブの時などの「キキー!」といった音が大きすぎて、たまに何も聞こえなくなることがありました。また、音のそれぞれのパートに集中して聞いたりすることはできなかったです。
なるほど、評判のいい製品でもやはり価格相応ということか、と学習した私はQ30を嫁に献上し、いよいよWF-1000XM4に手を出すのでした。

ソニーの最強ノイキャンイヤホン!

2021年6月に発売された業界最強クラスノイキャンを誇る完全ワイヤレスイヤホンが「WF-1000XM4」です。当然ノイキャンだけではなく、

  • LDACというハイレゾワイヤレス(LDAC)
  • IPX4相当の防滴性能
  • 最長24時間のバッテリー
  • DSEExtrameによりハイレゾレベルまでアップスケーリング可能
  • 口から発せられただけをクリアにピックアップするマイク(ビームフォーミング技術と骨伝導センサー)

とまぁ、やばいイヤホンです。もうこれでだめだったらダメだと思ってます。
ちなみに、ノイキャン性能でこのイヤホンに対抗できるとすると「Air Pod Pro」が良く話題に上がります。iPhoneユーザーの場合、LDACの恩恵が受けられないので、iPhoneとの親和性でいうとAir Pod Proという選択肢も考えましたが、DSEExtrameであること、比較的新しい製品であること、そして何より私がソニー好き、ということもありWF-1000XM4を選びました。

開封!

パッケージは環境にやさしい紙パッケージ。

このパッケージは、竹、サトウキビ、リサイクルペーパーで無着色で作られているらしいです。無着色なのに非常に上品でおちついた色な点には驚きです。オリジナルブランドマテリアルというらしいですね。

開封すると、イヤーピース、本体、説明書が入ってました。

イヤーピースはL、M、Sの3つ。イヤーピースは低反発素材でした。このイヤーピースのおかげで完全にフィットしている感覚がありますし、耳の中で最適な形に広がるので無理に痛くならない感覚があります。ノイズアイソレーションイヤーピースっていうらしいです。

そしてケース。ゴールドのフォントに高級感を感じます。マッドな感じの仕上がりで、手触りはざらざらした感じ。当然、Type-Cでした。ちなみにQI充電に対応してます。

そして本体です。

黄色いところがマイクなんですが、このマイクの見た目がまたかっこいいですよね。見た目がかっこいいだけでなく、耳にマイクが当たらないよう結構試行錯誤されてるみたいです。

内側はこんな感じ。

このイヤホンの形がフィット感にだいぶかかわってるそうで、耳全体を面で支える形状にすることで、よりフィット感がえられ、フィットネスでも外れる心配はなさそう。

おまけ
ここにもマイクがありました。

いざ出陣?

いざ、と意気込んでつけていったんですが、全く歯が立たず。Q30のほうがましだったかも。てか、ノイキャン全然効いてなかったです。不良品?と心配になりながら、アプリを見ていたところ「最適なイヤーピースを判定」という項目を発見。「最適なイヤーピースを選択することで、より高いノイズキャンセリング効果を得られます。」とのことでした。なんとなくSサイズのイヤーピースを付けていましたが、ひとまず最適なイヤーピースを判定してみると、どちらもサイズが合っていなかったようです。

計測してみると見事「他のイヤーピースに交換して再度調整してください。」とのことでした。

試してみると私に最適なイヤーピースはLサイズであることが判明。そりゃ、密閉されていない状態でイヤホン使えばノイキャンがすごくても、地下鉄の音聞こえちゃいますよね。

リベンジ!

ガッツリ効くようになりました。密閉率はかなり重要ポイントのようです。一番大きいイヤーピースをつけているんですが、イヤーピースがシリコンではなく反発素材なので耳が全然痛くならないのが、意外でした。流石に無音にはなりませんが、音楽の細かい音まで判別できそうなくらいノイキャンが効いているので、がっつり音楽を楽しめるくらいになりました。

意外によかったところ

意外に便利なのがスピークトゥーチャット。コンビニとかで、曲を止めることなく、喋り出すと自動で音楽が止まります。
あと、社内でのオンライン会議でも効果的でした。

  • 周りがうるさい時→ノイキャン
  • 声が大きくなってそうな時→外音取り込み

といった感じで使い分けてます。

まとめ

私にとって初めてのノイキャンイヤホンでしたが、こんなことになっていたとは衝撃でした。飛行機の中でも静寂って信じられませんでしたが、たしかにこれは飛行機内でも充分効果を発揮できそう。

ただ、窓が空いた地下鉄で完全に無音にはできないようでした。ただ、音楽を充分に楽しめる位までガッツリノイキャンが効くので、地下鉄ユーザーにおススメです。

こうなってくると、ヘッドホンも気になるなぁと思いながらも、次の製品を期待して待つことにしたオノフなのでした。