今回はPCケースを選ぶ際に気を付けたい点について、お話ししたいとおもいます。
PCケースはパソコンの顔
パソコンの見た目ってとても拘りたい部分ですよね。部屋のインテリアにもなるし、光らせたいとか、余りパソコンぽくないほうがいいとか。とにかく安ければいいって、いう人も多いと思います!
パソコンケースを選ぶ時、重要なのは、パーツのサイズです。具体的にはマザーボード、電源ユニット、グラボ、cpuクーラーのサイズで、選べるパソコンケースのサイズも変わるので、自分が買おうとしているパーツが入るものを買わなければなりません。
それでは、パーツのサイズについてお話ししたいと思います、
マザーボードのサイズ
マザーボードのサイズについて、色々とありますが、下記の3つを覚えておけば大丈夫だとおもいます。
- atx
- micro atx
- mini itx
atxが1番大きく、mini itxが1番小さいです。
またこの大きさの違いもあり、設置できるパーツなどの数もかわってきます。とても分かりやすいところだと、
マザボのサイズ/設置できるメモリの数
- atx = 4枚
- micro atx=4枚
- mini itx=2枚
マザボのサイズ/pciスロット(グラボ挿すとこ)
- atx = 16X×2、1X×1
- micro atx=16X×2、1X×1
- mini itx=16X×1
マザーボードのサイズが大きいほど、設置できるパーツの数が多いので汎用的ですね。
ですが、不思議なことに値段はサイズが小さくなるにつれて高くなる傾向にあります。
atxサイズのマザーボードは最安値で、8000前後のものがあったりしますし、種類も豊富ですが、mini itxのマザーボードは期本1万円以上はしますし、種類も少ないです。
電源ユニット
電源ユニットのサイズもいくつかありますが、家庭用のパソコンであれば
以下の3つから選ぶのがほとんどだと思います。
ATX
もっとも一般的。ケーブルが取り外し可能なフルモジュラータイプというものもある
SFX
小型ケースの場合、このサイズの電源しか入らない場合がある。ATXのサイズを一回り小さくしたような感じ
FLEX ATX
スリム型のPCの場合はこの電源サイズを使用する。メーカー製のスリムパソコンに多い
電源については、ケースによって選ぶ感じになると思いますが、コスト的にもATX電源を選ぶのが一般的です。FLEX ATXは電源容量が少ないのでゲーミングPCなのでは使用できないと思った方がよいでしょう(海外から輸入すれば、容量が多めのFLEX ATX電源が購入できるとおもいますが、国内だと探すのが難しいと思います。)
グラボ
PCケースを購入する上で、気を付けたいグラボの注意点は長さとグラボが装着できるか、という点です。
まず小型ケースの場合、グラボが装着できるよう設計されていない場合もありますので、グラボ用のカバー(拡張スロットのブラケットカバー)があるかを確認してみましょう。
装着できることが確認出来た場合は、幅を確認しましょう。ケースの製品詳細部分のグラボの長さ(VGA長などとかかれていることもあります。)
大きなケースだったり、3連ファンのグラボではない場合は、特に気にする必要もないのかもしれませんね。
CPUクーラー
CPUクーラーの高さがPCに入るサイズかどうかを確認しましょう。
特に気を付けたいのは、サイドフローのCPUクーラーの場合と簡易水冷の場合、でしょうか。トップフローの場合も、小型ケースの場合は確認をしましょう
サイドフロー、トップフローの場合に気を付けたいのは、CPUクーラーの高さがケースに収まるかです。こちらはケースにCPUクーラーと記載があるので確認をしてみましょう。
簡易水冷の場合は、CPUクーラーの高さではなくファンが取り付けられるかどうかなどを確認します。たとえば、PCケースにファンが1つしか取り付けられないのに、2つファンの簡易水冷クーラーを買ってしまうと取り付けが行えないので注意しましょう。
まとめ
- マザーボードのサイズを確認しよう
- グラボは装着できるスペースがあるかどうか、幅を確認しよう
- 電源ユニットはATX電源がおすすめ
- CPUクーラーはタイプによって注意する点が違うので気を付けよう
です。
全体的にサイズが大きい方が、汎用性があり機能面でも有利ですが、価格は小さければ小さいほど上がる傾向にあります。
ちょっと不思議ですが、高性能な機能を小さくまとめるのにとても様々な技術が必要ということでしょう。