追記
こちらの記事の後、Razer Barracuda Xの仕様変更がされました。下記をご覧ください。この記事時点ではBluetoothの接続ができなかったんですが、新仕様ではBluetoothの接続も可能なほか、2台同時に接続ができるようになっています。
razerより、2021年7月21日にゲーマーによるゲーマーのためのワイヤレスヘッドセット「Razer Barracuda X」が発売されました。
注目のカジュアルハイエンドヘッドセットを見ていきたいと思います。
Razer Barracuda Xの特徴
4in1ワイヤレスゲーミング
type-cワイヤレスドングルで接続するので、PC、PlayStation、Nintendo Switch、Android の4つのプラットフォームに対応しています。iPhoneはライトニングなので接続できませんが、第4世代iPad Airや iPadProであれば接続できそうですね。また、type-cからtype-aに変換するケーブルも同梱されているため、playstation4やtype-cのポートがないpcからも接続可能です。
また、3.5mmイヤホンジャックでの接続にも対応しているので、ほぼ全ての環境で使用できます。
playstation5はPlayStation 5 Tempest 3D AudioTech 対応
価格帯が10000円台ながら、Tempest 3Dオーディオに対応しています。Tempest 3Dオーディオとは、PS5に搭載された高性能なTempest 3Dオーディオ技術で、全方位360°からの音で3D音響のゲーム体験ができます。FPSで、背後だけでなく高さまで把握できれば索敵力の向上が期待できますね。その他のゲームについても、より高い没頭感を得られるでしょう。
ミニマルなデザインと高い快適性
まず、目に止まるのはミニマルなデザイン。黒に統一された無駄のないシンプルなデザインは、屋内外問わずに使用できそう。また、250gという軽量である点と、ソフトで通気性に優れたFLOWKNIT製メモリーフォームイヤークッションの2つ。ゲームだけでなく、テレワークでも活躍できる予感です。
TRIFORCE 40mmドライバー
RAZERの特許取得しているドライバー設計は、高中低音の周波数を個別に再生可能なため、クリアで力強く豊かな音を実現します。BlackShark V2 PROは50mmドライバーなので、それに比べると劣ると思われますが、カジュアルハイエンドとしての没頭感は充分です。
この高ポイントながら驚異の12000円
デザイン、快適性、マルチプラットフォーム対応、そしてplaystation5のtempest3Dオーディオ対応と、魅力が溢れておりますが、価格がなんと12000円と驚異的なコスパです。
playstation5公式ヘッドセットと変わらない値段でここまでの完成度は同価格帯から頭一つ出ています。
bluetoothには対応していない
曲の再生や、通話への応答などのオーディオコントロール機能を有している点は評価できますが、blootoothに対応しておりません。なので、iPhoneとは接続できないのが残念なポイントです。日本は、iPhoneユーザーが多いだけあって非常に残念ですね。
まとめ
屋外用として考えると、活用できるユーザーが限られてしまうのが残念ではあるものの、あらゆるシーンにハイレベルに適応できそうな気配はあります。それは、ゲーミングでありながらビジネスシーンにも溶け込めるミニマルなデザインは昨今のゲーミングデバイスシーンにおいて革新的です。それでいて、12000円という価格帯は驚異的の一言です。