グラボってご存知の方多いと思います。
一方、gpuってあまり聞き慣れない言葉かもしれません。
実はグラボもgpuの仲間なんです。仲間という表現が適切ではないかもしれませんが
グラボは無くても大丈夫ですが、gpuは必ず必要です。
gpuってなに?
gpuとは、画像処理を行うコンピュータのパーツのことです。ゲームなどの3Dグラフィックをリアルタイムに描画するための計算などを得意としています。しかも、そのたくさんの計算を同時にこなしてしまうんです。
CPUも顔負けです。
例えるならば、算数が得意な聖徳太子ってとこでしょうか?(余計にわかりづらくなってたらすいません笑)
歴史
けど、昔はそんなにすごい奴ではなかったんです。2次元の画像を処理する簡単なヤツだったんですが、2000年代から徐々にパワーUPしていき今日に至っては凄まじい性能を誇ります。
今はどれだけ凄いのかと申しますと、鏡や金属に映り込む風景までも再現してしまうほどの描画が可能です。ゲームが実写のようになり、あたかも映画の主人公になった気分を満喫できます。
スバラシイ
全部が高性能なわけではないよ
ただし、全てのパソコンで高性能なわけではありません。上記のようやリアルタイムレイトレーシングを行うのは、結構なお値段がします。
大体4万円〜15万円くらいまでと、ピンキリですがより綺麗な画質を求めるととても高額です。
高度な描画処理を必要とするのは、パソコンゲームであったり、動画編集、動画配信などを行う場合です。
たとえばYouTubeをみたり、ネットサーフィンする場合には、そこまで高度な描画処理は必要ありません。
高度な描画処理を必要とするのは、3Dグラフィックをその場で描くようなものなので、動画再生は高度な描画処理はいらないんです。
高性能なgpuはいらないよ!
そういう、高度な描画を必要とすることをしない人にとって、そんな高価な部品を買うのは嫌ですよね。必要最低限でいいよって人も多いはず。
そんな人のために、なんとcpuがgpuの機能も持っている場合もあるんです。最近のcpuは、gpuの処理もできるcpuの方が多いですね。
これを、CPU内蔵gpuといいます。
御察知の通り、CPUとしての仕事をしながらgpuの仕事もしなくてはいけないので、高性能なことはできません。必要最低限のgpu処理を行ってくれるわけですね。この、内蔵gpuでは賄えないほど高度な処理をさせたい時は別途gpuを用意しなければなりません。
これがグラフィックボード、グラボですね!
グラボってなに?
グラボについてはかなり奥が深いので、今回は触りだけ触れておきます。
グラボについては2つ覚えておけば大丈夫です。nvidiaとamdですね。
ちなみに、amdはCPUも作ってます。
この2社が作っているgpuを搭載したグラボをパソコンパーツを作っている各社(asus、gigabyte、msiとか)が作ってるわけです。nvidiaはgforceというブランド、amdはradeonというブランドを展開しています。
昔よくいわれていたのは、gforceはゲーム、radeonは3dの映像や動画編集、に向いていると言われていましたが、昨今はどちらも優秀です。
私個人的には、radeonはドライバ(描画するプログラム、ソフト)に不具合が多いイメージなので、新製品とかは少し待ってからのほうがいいな、と思ったりしてます。
それに対して、nvidiaはゲームに強い、とよく言われているので、ゲーム目的であればnvidiaを選んだほうが無難です。
まとめ
今回はgpu、グラボについて、どんな事をしているの、というのを記載しました。
- gpuにはCPU内蔵gpuとグラボがある。
- 内蔵gpuだとゲームとかは厳しいので、グラボが必要。
- 動画再生やYouTubeなどであれば内蔵gpuで十分
- gpuはピンキリだけどちょっとお金がかかるよ。