以前、PS4コントローラーをDecade Tournament Kit とWhole Tactile Clicky Kitでプロコン化したんですが、かなりいい感じだったので、PS5コントローラーも背面ボタン追加とクリックボタンへの改造をしたいと思います。ついでにシェルの交換もします。実際、コントローラーの分解が思いのほか楽しかったというのものあるんですけどね。Decade Tournament Kitの質感が価格のわりに満足がいく結果だったのでできあがり楽しみです。
ちなみにプロコンって?
任天堂のコントローラーもプロコンと呼びますが、ここでのプロコンは背面ボタンがあるコントローラーを指しています。コントローラーの最大の欠点は、右スティックを操作しながらボタンを押せない(正確には押しにくい)という点。この問題を解決するのが背面ボタンです。XBOXだと公式に「XBOX ELITE ワイヤレスコントローラー」で公式に実装されてます。PS4でも背面ボタンキットが販売され、即完売する反響でした。
私も使ってみたいと思っているものの、背面ボタン付きのコントローラーって高くってなかなか手が出せないんですよね。。
購入品
Programable Rise Remap Kit
Face Clicky Kit
早速組み立てのはずが、、
失敗しました。Face Clicky Kit、確かにWholeではなかったのがきになっていたんですが、こちら表のボタンのクリックボタン化キットで、LRキー部分はクリック化されないようです。要するに十字キー+〇×△□のみクリックボタン化されるというもの。どちらかというと、LRキーのクリックボタン化するために購入したため、かなり残念。。まあ、よく読んで買え!という話ですね。。
早速組み立て
組み立て方は、かなり細かい作業にはなるものの丁寧にやればそこまで難しくはなかったです。例えばタッチパッドやLキー、Rキーを背面ボタンに割り当て可能にする場合ははんだ付けが必要になります。ただ、背面ボタンへの割り当ては〇×□△十字キーのみでOK、という場合にははんだ付けは不要です。私は、右スティックを操作しながらボタンを、という点を試してみたいかったので、はんだ付けは行わずに組み立ててみました。
取説がないが問題ない
キットには取説や組み立て方の紙は入っていません。が、問題なく組み立てられました。その理由は、eXtramerateのYouTubeチャンネルにて組み立て方の動画がアップされているから。紙よりも遥かにわかりやすく、スムーズに、組み立てられました。この発想はとても良いです。
組み立て
まずは、分解します。
L1R1のボタンと、
持つところの黒い部分を付属部品で取り外してネジを外し開けます。
シェル外すときには、引っかかりを外してからでないと空かないので注意です。(私は気づかずに破壊しました。)
そのままネジを外していき、シェルと中身を分解します。
ちなみに私はシェルも交換予定なので、ボタンを新しいシェルに移動しました。苦戦したのは、タッチパッド部分。PS5の場合、基盤が接着剤でくっついていており剥がすのが大変でした。付属の工具がどこにも刺さらないので、とっかかりがない状態。。折ったら一貫の終わりなので慎重かつ大胆に剥がしました。いやー大変でした。※シェル交換しない場合は不要な作業です。
クリックボタン変更するので、ボタンの裏にゴムを差し込みます。
基盤のこのフィルムを
クリックボタン付きのフィルムに交換して配線しました。
次に背面ボタンを指定された通り組み立てて、背面基盤と本体を配線します。
あとは蓋を占めて、元通りにして完成です。
評価
背面ボタンは押しやすい!
DTCは背面ボタンが固いなぁという印象でしたが、こちらはかなり押しやすいです。逆に、普通に握ったときの中指に背面ボタンが当たるので、これだと誤入力が多そうな気もします。誤入力を置いておけば、かなりパフォーマンスに期待できそうな気配です。
シェルのクオリティには満足
あまり、ゲームっぽい感じにしたくなかったので、南国な雰囲気のシェルを選択してみました。結構気に入っています。シェルの裏面はひどい有様でしたが、表側はとてもきれいな塗装でシェルもキレイにはまったので満足です。黒い部分なども、いろいろな色出ているので追加で購入しようかと思います。
ClickyボタンにLRボタンが対応していないのは残念
PS5はアダプティブトリガーになっているので、構造上PS4のように1枚のフィルムで何とかすることは無理だと改めて考えれば理解できますが、別で購入しないとLRのClickyボタン化できないのは残念でした。
購入しようと思ったんですが、すでに売り切れで購入できず気長に待ちたいと思います。。
まとめ
プロコン化したことよりも、コントローラーの改造がマジで楽しいです。とくに今回はシェルも変わったものにしてみました。自分でデザインできないものの、SCUFのようにパーツ1つ1つ自分でカスタマイズしてオリジナルのコントローラーは格別です。
背面ボタンでいえば、位置的に誤爆がありそうな気配ですが、握り方次第でなんとかできる問題でもあるので慣れれば問題なさそうです。
今後、おそらく背面4ボタンモデルが各メーカーから続々と出てくると思うので、楽しみですね。